白山　大白水谷～白山御前峰

日時：２０２１年８月２１日早朝発～８月２２日
メンバー：かっぱ夫妻、（記）たじまる、みわさん

８月２１日
４：３０かっぱ亭ー５：００たじまるー９：００現地P－最初の滝（１０：１５）ー転法輪谷二俣（１０：４４）ー上部二俣（１５：００頃）泊
早朝４時３０分に発、５時たじまる宅に迎えにきてもらい、一路東海北陸道経由で現地へ。途中、雨模様で心配したが、現地に近づくにつれて晴れ間もみえてわずかな期待をもちつつ現地入り。駐車場はガラガラで登山者もまばら。橋のたもとから入渓。

なんだかバスクリンみたいな青い水に癒されつつ、かなり増水している沢を進む。一時間ほどは退屈な歩きばかり。ときおり晴れ間ものぞいて天気が悪いと思っていたけれど儲けたなーといった感じ。

そしていよいよ登場したこの谷一番の滝。おや？先行パーティがいるようだ。

先行パーティはすでにこの滝を抜けつつあるようだったのでのんびり前衛の滝をロープ出して登る。そしてこの谷最大の滝の下に立つが、ロープがいるかいらないか微妙な感じだったが、念のためにロープを出して登った。新品のロープは気持ちいい。

次々と現れる小滝、そしてちょい悪の滝。高さのある滝に関してはロープを出しつつ登る。この滝は右から？左から？いろいろ考えながら突破していくのは楽しい。

ロープをだしつつのんびり登っていたので前のパーティに追いつくことはないだろうなーと思っていたが、何故か前のパーティーが見えてきた。１０人くらいの大所帯で、なにやら皆が手持ち無沙汰な感じだったので様子を聞くと、どうもフン詰まっている様子。トップの人がバシャーンバシャーンと水に落ちながら滝を登ろうと何度かトライしている様子。ここは以前にショルダーしてカムを決めて登ったと言われる滝かな？

１０人も登るのをこのまま待っているのも時間がかかりすぎると思われたので我々は左岸からの小さな巻きを選択。すこし脆かったがこれまで散々白山の沢の超絶悪い高巻きを経験しているのでこんなもんは高巻きの部類にすら入らない。４人が巻きを終えて団体様の前に出て進む。後ろを振り返ると団体様のうちの３名が我々の巻いて通ったあとをついてきた様子。

休憩しているとその３名が我々の前に出た。外見からしてすごく沢慣れしている感じだったのでさっきの人たちとは別パーティだったのかな？とか思っていたらその先の滝でロープを出してフィックスしていたので結局みんな同じパーティだったようだ。フィックスされたロープの横を登る。ロープのせいでちょっと登りにくかった。