[0035] 奥秩父 笛吹川釜ノ沢東俣~甲武信ヶ岳

1000ルートの報告
メンバーY夫妻 S K(会員外)
2023.7.16-17 天気晴れ
奥秩父 笛吹川釜ノ沢東俣~甲武信ヶ岳

遡行グレード:1級上
Y田夫妻にお誘いいただき、かの有名な笛吹川釜ノ沢へ行ってきました

見よ 笛吹川の渓谷は 狭り合って上流の方へ 
見上ぐるかぎりの峭壁をなし其間に湛へる流れの紺碧の色は 
汲めども盡きぬ深い色をもって 上へ上へと続いて居る流れは
いつまで斯の如き峭壁に さしはさまれてゐるだろうか」
田部重治 「笛吹川を遡る」

【感想】
沢登り文化発祥の地といわれる歴史的な沢、日本百名谷の1つでもあり、やはりよいものは良い!
上部のナメ滝は美しく、下部のホラノ貝ゴルジュも大迫力。適度な場所での極上の沢泊地。詰めたら日本百名山、と二拍子も三拍子そろった素晴らしい沢でした。

3連休の最初の2日で行く予定でしたが天気予報にあわせて後半2日に変更。
有名沢だけあってたくさんの関東の方たちがおられるのかと覚悟していましたが
前後したパーティはソロの方×2の2名、4名パーティ1、私たち4名の合計10名程度で静かなものでした。

すべての滝は容易に巻くことが出来、明確な巻き道と標識までついていて、沢登りの醍醐味的な?どうこの滝を越えようか?と考える冒険的要素がないのが不満といえば不満でしたが沢登りではなく、すこし冒険的な登山道と思えばそれも良し。

関東の沢は遠いのであまり足が向いていませんでしたが、子育てもひと段落し、時間やお金に少し余裕?が出来た今となってはこうした有名どころへと遠出するのも悪くないと思いました。

笛吹川東沢〜釜の沢 甲武信ヶ岳 / tajimarukoさんの甲武信ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
沢登りの原点とも言われる笛吹川東沢釜の沢へ 沢の終了と共に山頂に立てる沢登りが好き。今回は日本百名山でもある甲武信岳山頂へ。 日本百名谷から日本百名山へ。田部重治の随筆をたどる贅沢な沢旅でした。次回はホラノ貝ゴルジュも行ってみたい。

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