日時:2021•8•8
メンバー:ゆたさん、しらじい、きもとさん、T原
台風も来てるし無理だろうなと思っていたのですが、運良く晴れ間に恵まれ楊梅の滝に登りに行ってきました。
雌滝、薬研の滝、雄滝と楊梅の滝を遡行していく予定だったのですが雌滝は地域の方が祠の手入れに来ており、今からお祈りするから登るのを待って欲しいとのことでスルーして薬研の滝からの遡行となりました。
薬研の滝に入ってすぐのチムニー状の滝に身体がつっかえいきなりお助け紐にザックを結び荷上げしてもらい今日大丈夫か?と思いつつ
その上の7mの直瀑でゆたさんがトップロープを張ってくださりアップも兼ねて登る。

泳いで取り付いてみると出だしが悪く、ハイステップで何とか乗り越えたのはいいがゆたさんが登った左岸のフェースはどうも自分の保持力では無理そうで
なんとかなるだろうと滝身を登りだすと水をしこたま飲む羽目にはなったがフットジャムが良くきまり登ることができた。
続いて雄滝に到着し空身でリードをさせて頂く。いつもの悪い癖で一息ついたり写真を撮ったりしてから登れば良いのに到着後すぐに取り付いてしまった。山歩きを始めた頃に和邇〜北小松まで比良を歩いた際に名前も知らなかった雄滝に辿り着き、ボルトを見つけてこんなん登れるんだな〜と呑気に眺めた滝に自分が登ることになるとは夢にも思っていなかったので自分が思っていたよりも気分が高揚していたのかもしれない。

1ピッチ目は左岸から取り付き、少し上がったテラスまではツアーなどでも登られているのか滑りも少なくボルトもあり快適に登ることができた。滝をトラバースし右岸のチムニー状に取り付くと急に滑りが酷くなり、使うところを考えつつひたすらたわしで岩を磨く。磨きすぎだろって突っ込まれ兼ねないぐらい磨いたけど、そうでもしないとステミングする1歩を踏み出すのが怖くて進む度にたわしでホールドやスタンスを確保しつつ、過剰気味にプロテクションを取りながら登って行きました。途中あてにしていたクラックがヌメヌメで怖さに耐えれず残置のボロボロの捨て縄でA0をしてしまったのが少し残念でした。

テラスの立木にロープをフィックスしアッセンダーで登って頂き、最後にきもとさんにザック2つを背負ってフォローで登って頂いたがテンションをかけることなくフリーで登ってこられてボルダーをやってる方はやっぱり強いなと感服しました。
そこから4m程をロープを出してブッシュを使って少し上の小テラスにあがったがナル谷大滝の樹林帯のピッチみたいで中々に悪かった。今思えばブッシュに入らなくても草付きを頑張れば登れたかもしれない。
そして、核心の最終ピッチはチムニーから始まってフットジャムで何とか耐えつつ再びたわしで岩をひたすら磨いたが、薄カチを頼りに磨いていた時に怖くなってついカムを掴んでしまった。5m程の悪いチムニーを何とか抜けると最後はガバだらけの快適な乾いた岩(なんとキャニオニング用の強固な支点まである!)を登ると落ち口までたどり着いた。

思っていたよりも雄滝を登るのに時間が掛かってしまい、落ち口からは遡行を打ち切り獅子岩へのクライマー道を通って駐車スペースに下山しました。
スムーズなリードが出来ず突破に長い時間を費やしてしまいましたが、暖かく見守って頂けたおかげで貴重な経験を積むことが出来ました。改めてお礼申し上げます。 T原


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