1年に1度はやりたい本気山行。オッさん達の夏休みで行ってきました。
行き先は銚子川岩井谷。春の飲み会で行こうぜ!と言い合っていたところ。有言実行で今回じっくり二泊三日でいっていきました。
2024年8月9日
前日に地元の花火大会を見物していたので、出発は早朝になった。
早朝の4時に自宅を出発。高速が整備されていて現地についたのは8時くらい?到着した。
発電所のところに車を置いて少し戻ったところから歩いて降りることができる。しかしこの発電所は稼
働しているのだろうか?

現地に到着

車を停める
さて、準備をして出発。天気も予報では不安はなくて気持ちよい。水もぬるくて暑いので高巻きなどでバテそうな雰囲気。発電所へと階段を降りていく。

発電所への階段
階段を降りると釣り橋が出てくる。この吊り橋は渡らずに右の脇道をおりていく。

発電所手前の吊り橋
河原に降り立つとほかの記録などで見覚えのある景色が表れて、ここから岩井谷のスタートとなる。

岩井谷スタート地点
沢が始まるとしょっぱなから滝の連続。ほとんどの滝は巻いていく形になる。巻きといっても最後に懸垂があったりで、なかなか一筋縄ではいかない滝の連続。

最初の滝
その時々の判断がパーティによって違うと思うので一概に簡単とか難しいとかは言えないけど。。。そして結構な頻度で泳ぎが入るので防水はしっかりとしたほうがよい。基本的に私はデカい防水袋を使わず個別に防水するスタイルだけど、こと岩井谷にいたってはしっかり防水したうえでさらに個別防水したほうがよかったなあと感じた。荷物は無事でもいろいろと水が入って一時的とはいえザックが重くなって体力が奪われていた気がする。

まあ、けど2人なんでノンビリやろうや、といった雰囲気でロープを出す回数も多めでのんびりと進んでいった。

それにしても水はぬるくて天気が良すぎて暑い。。。猛暑や・・・前方にようやく巡視路がみえてきた。結構がんばっているけどまだ地図上では全然進んでいない。巡視路に這い上がって吊り橋を渡ると前方にさらに吊り橋が見える。あれが三平滝への巡視路だろう。

巡視路の吊り橋
あちいあちいと言いながら三平滝まで行く。すると堰堤があり、頼りない梯子が。。。登れんのかいな。。。まあ、右岸から大きく巻くか。ということになり、来た道を戻って右岸の大高巻きへ入る。

三平滝手前の堰堤

三平滝手前の堰堤2
この道は下山でも通ることになる道であるが、ちょっと後悔。なにより暑いし道は悪いし荷物は初日で重いし。。。でかなりの消耗。これはもう道でもなんでもない、、、まあ普通の高巻きといってしまえばそうなんだけれど下手にテープがあって道と認識しながら歩いているのでもう暑さもあってバテバテになってしまった。水もなくなり、沢に復帰できそうなルンゼをなんとか見つけて水を求めるようにしてルンゼを下降。最後は懸垂下降して沢に降り立った。
この時点で時間は15時半から16時くらいだったように思う。で、荷物もやたら重くて・・・もう疲れてこれ以上歩くのはいやになってしまい、おりしも懸垂下降地点がよさげな岩小屋風の河原だったで早速キャンプと焚火の準備。まあノンビりやりましょう。というか、この背中の重い荷物を消費しなければもう無理だ。。。笑

初日の焚火
薪はすくないなりにそれなりで水もすぐ近くにながれている良い宿泊地であった。ビールを2本冷やす。水は冷たくないからあまり冷えないけれど。。。
今回はいつものデカいタープではなく、2人なのでツェルトをもってきた。念のため小型のタープも持参。夜は暑くて最初は寝袋もツエルトも不要で外にごろ寝で十分な感じだったが、朝方になるとさすがに寒くなってごろ寝→タープの下→ツエルトの中→寝袋という感じで段々と温度調整しながらもぐりこんでいった。。。。。虫はまったくいなかった。よかった・・・快適。雨もなし。長い夜。
2024年 8月10日
翌日は前日の遅れを取り戻すべく、すこし早起きの3時半起き。で焚火を再度熾して昨日の残りの米で朝飯をいただき、5時過ぎに出発。早速デカい滝からのスタート。まあ、例によって一筋縄ではいかない高巻きやちょっくストーン登りなんかを繰り広げつつ進む。

小瀬谷を越えるとおだやかななごみの渓相となってすこし安心

初日の宿泊予定地点であった梅ノ木谷を分けるとさっそくゴルジュな雰囲気の連瀑帯となる。巻いたり登ったりしていると写真でみたことのある美しい滝が連続する。このあたりは岩井谷のハイライト部分なんだろうな。


初日は大高巻で苦労の連続だったけど、こうなってくると楽しい。これぞ沢登り!?

そしてやっぱり泳ぎも多めであった。

初日の遅れをとりもどすべく足をすすめると岩井谷大滝に到着した。この滝を登るために通った人たちも記録で見た。すごい情熱だ。どのあたりを登ったのだろうか・・・?としばし記念撮影などをしながら見学する。
さて、この滝の高巻きは左から、、、とやっているとなんだろう?人の気配が後ろからする。え?後続パーティ?早すぎん?とおもっているとやっぱり後続パーティであった。すごく屈強そうな2人でF1カーに抜かれるトロトロ軽自動車のような勢いでおっさん2人は抜き去られた(笑)1日でここまでくるとはすばらしいスピード。

岩井谷大滝 70m?
しばし挨拶をかわしたのち、それぞれのパーティで先を急ぐ。今日の宿泊地はだいたい同じようなことろになりそうだなと思いつつ進んでいると、煙の臭いがしだしたので屈強パーティが宿泊場所についたのかな?と想像。私たちも今日はこのあたりで泊まることにしよう。
薪が豊富なんでトンド祭り並みの焚火を展開。豊富な酒もいただきます!

2泊目の焚火
明日はもう水につかることもそんなにないだろうと勝手に決めて装備を念入りに乾かした。
初日に比べたら少し標高が高い分、暑さはましだったけど、虫は多かった。長い夜。
2024年8月11日
さて最終日。歩みも遅い私たちは昨日同様の早めの出発。3時半置きの5時過ぎ出発。しばらく歩くと屈強パーティの簡易テントが見えた。まだお休みのようだったので、起こさないように通過。まあ、でもすぐ追いつかれることだろう。。。
そして、せっかくザックを乾かしたのに、いきなり薄暗い中の泳ぎと、どん詰まりのチョックストーン登りをやらされてしまい、いささかしょんぼりした。そうしてゴリゴリ登っていたら腰のハンマーが外れて、、、あ!
ハンマーを岩井谷に奉納してしまった。なかなか一筋縄では終わらせてくれない。
最後の連瀑帯となり、こんどこそ最後の大滝に到着。直登できるとあったが、こんなところで無理するのも嫌なのですこし右を巻き気味に登った。

最後の大滝
最後の大滝を超えるとあとはもう源流の雰囲気。大滝の上はなにやら一升瓶が散乱している地帯となっており、ここが幕営適地となっているところと思われた。けど一升瓶が散乱しているところにはあんまり泊まりたくないな。最後の最後まで沢筋をたどり、最後の二俣は左にいけば稜線はすぐっぽかったが、あえて右にとってガイド本通りに稜線まで抜けた。水が枯れる前に忘れずに水を2リットルほど補充して。。。。やれやれ終了だ!

しかーし、そこからが真の核心であったような気がする。
稜線をあるいているうちはとても快適であったが、暑いのもあってなかなかしんどい。案の定、屈強コンビにはすぐに下山で追いつかれた(笑)二日酔いで寝坊したとのこと。。。それでこのスピードとは。。。本当に強い方々であった。そしてお互いに健闘を祈って別れる。2人は颯爽と去っていた。
稜線から等高線の間隔が狭くなり、行きに三平滝の巻きにも使った道に合流するあたりからなかなか難しい下りを強いられ、崖にはばまれて懸垂下降の2度しつつ、 なんとか16時くらい?に発電所にたどりついた。とどめは発電所のフェンス越え。樫山経由でぐるっと周回下山はとても道とは思えない悪路で二度と通りたくないと思った。下山してから2人ともしばらく動けず、、出し尽くした山行でした。



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