山行日 2019年8月9日(前夜発)~13日
メンバー YNS(大阪わらじ)tajimaru(京都岳人)
8月10日: 小川温泉駐車スペースに駐車、タクシーで越道峠へ、越道峠から踏み跡を辿り、 1084Pと1097Pとの間のコルに達し、コルから反対側の沢を北又谷へ下降、入渓。旧魚止滝~大釜淵~恵振谷出合~又右衛門谷出合上(ミズカミ谷出合下)の河原帯にて泊
8月11日: BP~白金滝~三段の滝~黒岩谷出合~サルガ滝~吹沢谷出合付近にて泊
8月12日: BP~矢吹谷に入らずに本流を遡行、上部二俣を右のカナホリ谷へ。犬ヶ岳のすぐ南付近に抜ける、栂海山荘にて泊
8月13日: BP~白鳥山~坂田峠へ下山。車道を上路集落まで辿り、十二社でタクシーを呼ぶ。 タクシーで小川温泉の自動車デポ地へ。
昨年からの課題、黒薙川北又谷。自分としては120%力を出し切った山行であり、計画通りの遡行が出来た満足のいく山行であった。なお、この後この沢で満足してしまい、2020年はコロナもあって沢には1回もいかなかった。。。そのくらいである。パートナーは私が本格的な山を始めたときの山岳会の同期であるYNS君。なお、この遡行成功は彼の力によるところが大きく、私はなんとか足を引っ張らずに済んだ程度であることを書き添えておく。
前夜に滋賀の草津駅で集合、入山地である小川温泉へ移動する。小川温泉にて夜明けを待ち、予約していたタクシーに来てもらって越渡峠まで行く。

越道峠には立派な石碑があり、遭難碑もたっていた。中身を読むと釜に巻き込まれて亡くなった大学生の碑であった。なんだか嫌な予感がしてきたのお。。峠から踏み跡を辿って北又谷に降り立つ。

我々の計画するルートはここから北又谷本流を最後まで詰めあげて犬ヶ岳に到達し、栂海新道を経て親不知まで行くド直球ルートである。天気予報は上々で意気揚々と出発である。
さて、第一の関門として立ちはだかるのは魚止滝。昔の写真に比べるとずいぶん小さくなってしまったものだが、すこしずつ復活しているのか?と思われた。

まずはこの滝に接近しなくてはいけないのだが、その出だしで心を折られるかのごとき流れ。緩やかに見える流れだがかなりの重量感をもって体が押し流される。流れが緩やかなところを巧みに縫い、魚止滝に近づいて右からスラブ登りで越えた。やれやれ。いきなり厳しい。
そして第二の関門は越渡峠の遭難碑の舞台、大釜淵。

ロープをつけてYNS君が流れていく。もし取り付けなければ私がロープを引く算段だ。すごい速さ。。。おっ!幸いうまく取り付けたようだ。(うまく取りつかなければ釜に巻き込まれて・・・)続いて私が流れる。すごい流れ。流れるプール!?の比ではない。激流のようでなすすべもなく釜に吸い込まれていく。迫りくる岩壁。タイミングを見計らって「おりゃ!」という感じで岩にへばりつき、うまい具合にある斜めのスタンスに立ちこむ。やれやれ。
ほどなく恵振谷出合に到着。第一ラウンド終了といったところか?そして。。。。
本日の核心にして第三の関門、又右衛門滝に到着。ここは多くの人は巻きを選択するが、我々は直登するのであった。果敢にYNS君が取りつく。写真の位置を登るか、さらに右からいくか?迷うところである。YNS君はさすが13クライマー。気合の登りでクリア。おもわずよっしゃ!私もロープのおかげで難なくクリア。



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